エア・カナダ、長距離主力機にA350-1000型8機発注 グローバル戦略加速へ

Airline

エア・カナダは2026年2月12日、エアバスA350-1000型機8機の確定発注を公表しました。この注文は、2025年11月に未公表としてリストされていたものです。今回の発注は、同社の長距離フリート戦略における重要なアップグレードであり、エアバスのワイドボディ機への追加的なコミットメントを示しています。

A350-1000型機は、その経済性と低い運航コストにより、エア・カナダに大きな競争優位性をもたらすと期待されています。最大9,000海里(約16,668km)の業界トップクラスの航続距離を持つこの最新世代ワイドボディ機は、カナダからインド亜大陸、東南アジア、オーストラリアといった高成長市場へのシームレスな直行便接続を可能にし、同社の世界的な事業拡大の中心となる見込みです。

エア・カナダのマーク・ガラルド執行副社長兼最高商務責任者は、「A350-1000型機の選定は、当社のフリート進化における自然な次のステップであり、グローバルな野心を確固たるものにします。この機体はエア・カナダに最先端の能力と効率性の向上をもたらし、世界中の新たな長距離機会を切り開きます」と述べています。

エアバスのベノワ・ド・サン=テグジュペリ民間航空機販売担当執行副社長は、エア・カナダの決定を「市場で最も技術的に進んだワイドボディ機に対する強い証」と評価し、フリートの近代化だけでなく、航続距離、性能、顧客満足度における新基準の設定を目指すエア・カナダの野心を支持するとコメントしました。

A350-1000型機は超長距離飛行における快適性を追求して設計されており、エア・カナダの定評ある旅客体験の進化を象徴する「エアスペース」キャビンを特徴としています。乗客は、航空機キャビンで最も低い客室高度と騒音レベルの恩恵を受け、長距離フライトでの快適性が向上します。

また、最新世代のロールス・ロイス製エンジンと軽量素材の使用により、従来世代の競合機と比較して燃料消費と排出ガスを25%削減します。全てのエアバス機と同様に、A350型機は最大50%の持続可能な航空燃料(SAF)で運航でき、エアバスは2030年までに100%SAF対応を目指しています。

2026年1月末時点で、A350ファミリーは世界67社から1,500機以上の注文を獲得しています。

Air Canada discloses order for eight Airbus A350-1000s

タイトルとURLをコピーしました