【819名の未来】ANAがコロナ前水準に完全回復!社長が熱弁した「安全運航」の絶対条件【2026年度入社 全日本空輸 内定式】

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全日本空輸(ANA)は2025年10月1日、2026年度入社予定者の内定式を執り行いました。内定者数は819名に上り、コロナ禍前の水準に回復したことを示しています。井上慎一代表取締役社長をはじめとする多数の役員が列席し、内定者を歓迎しました。

式典では、代表取締役社長の井上氏より、内定者代表への通知書授与が行われました。入社日は客室乗務職を除き2026年4月1日とされています。

井上社長、安全運航を強調

井上社長は挨拶の冒頭で、航空運送事業において最も必要なのは「安全運航」であると強調しました。これは顧客が最もANAに求めるものであり、ANAグループの役職員すべてが取り組むべき根幹の価値観であると述べました。安全の確保は「365日24時間」にわたり継続するものであり、「愚直なまでに基本を徹底する」以外に成立しないという認識を示しました。

また、井上社長は、ANAが創業時、わずか28名の役職員と2機のヘリコプターからなるベンチャーであったことに触れ、創業当時からのベンチャースピリットが今も企業文化として根付いていることを説明しました。

ANAの未来に関して、井上社長は現在、世界に伍する強い思いを持って次の成長ステージに向けて力強く進んでいるとし、ミラノやストックホルム便の開設、日本貨物航空(NCA)のANAグループへの参画、国産SAF(持続可能な航空燃料)の供給開始、燃費効率の高い新型機材(777)の導入などを実績として挙げました。

井上社長は、世界で勝ち抜くために最も大切なものは「人の力」であるとし、今回加わった819名が「ANAの新たな未来を共に作っていく最も重要な原動力」であると、大きな期待を寄せました。さらに、ANAでは社員一人ひとりの自己実現のための環境整備に努めており、社員が幸せだと感じられる会社を目指していると語りました。

内定者代表、今後の決意を表明

内定者代表も、入社後の抱負を語りました。グローバルスタッフ職の伊藤黎さんは、エアラインのエンジニアとして、次世代エアモビリティも含め、世界の航空技術の発展に貢献したいと述べました。

客室乗務職の水谷咲良さんは、来年からお客様の命を預かる仕事の責任を実感しているとし、「様々な気持ちをお持ちになって搭乗される方々の1人1人の気持ちに寄り添って、少しでも笑顔が咲くような」客室乗務員になりたいと決意を述べました。

運航乗務職の永山遼真さん(パイロット訓練生)は、人々の命、夢、思い出を運ぶ立場になることの「覚悟」を語り、安全を絶対条件として守り続けられるよう、技量の研鑽に日々取り組み、初心を忘れずに業務に邁進したいと述べました。

ANAは、内定者に向けて「皆さんは私たちの未来です。これから一緒にANAの未来を作っていきましょう」というメッセージを贈り、式典を終了しました。

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