エアバス、2025年通期決算で過去最高の受注残と大幅増益を達成

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エアバス社は2026年2月19日、2025年通期決算を発表しました。世界的な航空機需要の堅調さを背景に、売上高と利益が大幅に増加し、商用機の受注残高は過去最高を更新しました。

2025年の連結売上高は前年比6%増の734億ユーロ、調整後EBITは同33%増の71億ユーロに達しました。純利益は52億2,100万ユーロ、一株当たり利益は6.61ユーロとなり、それぞれ23%の増加を記録しています。商用機の納入数は793機、純受注数は889機を数え、年末時点の受注残高は8,754機と記録的な水準に達しました。これらの好業績を受け、取締役会は1株あたり3.20ユーロの配当を提案する予定です。

ギヨーム・フォーリーCEOは、「2025年はすべての事業で製品とサービスに対する非常に強い需要があり、記録的な財務実績と戦略的節目を迎えた画期的な年だった」とコメントしています。一方で、プラット・アンド・ホイットニー社製エンジンの不足が生産増強に影響を及ぼしていることも指摘されました。特にA320ファミリーの生産目標については、2027年末までに月70~75機、その後75機で安定させるとの修正を発表しています。

ヘリコプター部門および防衛・宇宙部門も、売上高と利益の両面で堅調な成長を遂げています。

2026年の見通しとして、エアバス社は商用機約870機の納入、調整後EBIT約75億ユーロ、顧客融資前フリーキャッシュフロー約45億ユーロを目標としています。この目標は、世界貿易やサプライチェーンに大きな混乱が生じないことを前提としています。

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