シーボーン初の専用探検船「シーボーン・ベンチャー」が出航、1年かけて北極圏から南極大陸へ

超豪華外洋クルーズと探検クルーズを提供するシーボーンは、シーボーン・ベンチャーの就航により、公海での冒険の新時代に踏み出します。ノルウェーのトロムソを出発し、北極圏とスバールバル諸島(世界最北の居住地域のひとつで、パフィンやホッキョクグマなどの野生動物の生息地)に向かう12日間のノーザンアイルズ探検に参加します。

シーボーンの社長であるジョシュ・リーボヴィッツは、「探検は常に我々のブランドの遺産の一部でしたが、シーボーン・ベンチャーの就航は我々にとって新しい章の幕開けとなります。シーボーンのお客様は、超豪華な旅と同様に発見することに情熱を注いでいます。シーボーン・ベンチャーは、お客様に北極から南極までの素晴らしさを発見していただけるよう、新しいタイプの探検体験を提供します」と話しています。

北極圏、グリーンランド、アイスランド、南極大陸、アマゾンなど記憶に残るファーストシーズン

シーボーン・ベンチャーは、12~15日間の航海で北極圏、グリーンランド、アイスランド、カナダ領北極圏群島(ヌナブット)を探索するシリーズで、シーボーン・ベンチャーの初年度の北極圏シーズンは、最も遠隔地で人口が少ない地域を探索します。グリーンランドでは、世界最大・最長のフィヨルドがあるスコアビー・サウンド、グリーンランド南東部に位置し、複数の氷河からデンマーク海峡に流れ込む多くの氷山で知られるセルミリク・フィヨルド、スバールバル、北西航路の東側入口であるヌナブトのポンド・インレットなどが見所です。

2022年10月に南下し、カリブ海、中米、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリの各地に立ち寄り、10日から14日間の航海を行う予定です。鳥が飛び交う崖の下をゾディアックで探検したり、熱帯のサンゴ礁の島々をカヤックで散策したり、古代インカの遺跡を訪れたり、手つかずのカリブ海のサンゴ礁をシュノーケリングしたり、また壮大なパナマ運河を通過する機会も用意されている予定です。

2022年11月から2023年2月にかけて、シーボーン・ベンチャーはチリの風光明媚な海峡、フィヨルド、海峡、氷河をクルーズし、南極へ出航し、再びサウスジョージアとフォークランド諸島を探索する発見の冒険へ旅行者をいざないます。この船は、11日から22日間の航海で「グレートホワイト大陸」を訪れ、氷山、ペンギン、オットセイなど手つかずの自然や野生動物を間近に見ることができる「南極体験」や、南極大陸を拠点とする調査基地を訪問する予定です。南極半島では、ゾディアックを使った上陸やクルージングを毎日行います。また、カヤックや船上潜水艦など、海面下の広大なフロンティアを探検するオプショナルツアーも用意されています。

2023年3月から4月にかけて、シーボーン・ベンチャーはブラジルとアマゾンで7日間から12日間の探検航海に出発する予定です。この船は、ブラジル沿岸の色彩豊かなコロニアル都市を数多く訪れ、世界有数の大河であるアマゾン川をゾディアックでクルーズし、古代遺跡や先住民の村々を訪問しながら南米の中心部へと航行していきます。

探検のためにデザインされ、冒険のために装備された船

シーボーン・ベンチャーは、PC6ポーラークラスの基準で多様な環境に対応できるように設計・建造されており、世界各地への配船と能力を拡張する最新のハードウェアとテクノロジーが搭載されています。この船は、超豪華な探検旅行者のために特別に作られた全く新しい革新的なデザインで、シーボーン船を成功に導いた多くの機能を備えています。

シーボーンならではのきめ細かいサービスを提供するクルーに加え、26名のワールドクラスのエクスペディションチームが、陸でも海でもお客様に最高のエクスペディションを提供することを使命としています。大自然のエキスパート、科学者、歴史家、自然主義者で構成されるこのチームは、定期的にゲストと交流し、訪れた場所の歴史、生態系、文化について深い洞察を提供します。彼らの貴重な見識は、様々なトピックに関する正式なプレゼンテーションの場でも、食事やクルーズ、レジャーの際のデッキでのカジュアルな会話の場でも提供されます。

シーボーン・ベンチャーにご乗船いただくと、どこに向かおうとも、素晴らしいインテリアとエクステリアに抱かれた非日常的な旅が体験できます。シーボーンのパートナーであり、ホスピタリティデザインのアイコンであるアダム・D・ティハニと、ニューヨークのアトリエ、ティハニ・デザインのマネージングパートナー、アレッシア・ジェノヴァがデザインしたこの船の壮大な魅力は、洋上の豪華さと現代のロマンチシズムを融合させています。この超高級な環境は、探検のために建造され、船上、陸上、そして波の下でもゲストを豊かにし、啓発する機能やアメニティを備えた船を完璧に補完するものです。

シーボーン・ベンチャーの132室のオーシャンフロント・スイートは、シーボーン船隊の全客船と同様、心を込めて作られた家具、手触りの良い素材、特注のディテールが特徴で、時代を超えた贅沢な旅を表現し、その体験をより豊かなものにしています。船内のパブリックスペースには、触感の良い素材や素朴な素材が使われており、頑丈さ、冒険心、発見のスリルを呼び起こし、シーボーンらしい豪華さと快適さをバランスよく演出しています。デッキ4のエクスペディション・ラウンジ、隣接するディスカバリーセンターは、教室のようにゆったりとしたスペースで、すべてのゲストが自然史や文化に関するプログラムを楽しむことができます。シーボーン・ベンチャーで最も高い位置にある屋内展望台は、トップデッキのコンステレーション・ラウンジです。270度の素晴らしい眺望と、夜空の星座をイメージしたダークブルーとレッドでドレスアップされた親しみやすいインテリアが魅力です。

船内にはカヤックや、すべてのお客様を一度に乗せることができるゾディアック、そして6人乗りの特注潜水艦2隻を備え、豪華に快適に難破船や海底の自然の驚異を探索することができます。

シーボーンについて

超豪華客船シーボーンは、現在6隻の最新鋭客船と1隻の建造中の客船を運航しており、ワールド・リーディング・クルーズ・ラインズのメンバーとして活躍しています。カーニバル・クルーズライン、ホーランド・アメリカ・ライン、プリンセス・クルーズ、キュナード・ライン、コスタ・クルーズ、アイダ、P&Oクルーズ・UK、P&Oクルーズ・オーストラリアもこのアライアンスに含まれています。シーボーンはカーニバル・コーポレーション・アンド・ピーエルシー(NYSE/LSE: CCLおよびNYSE: CUK)のブランドである。私たちの最も大きな責任と最優先事項は、コンプライアンス、環境保護、そしてお客様、チームメンバー、私たちの船が訪れる人々や地域の人々の健康、安全、幸福です。

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