商船三井客船は「にっぽん丸で航く モーリシャスプレシャスクルーズ」の催行決定 横浜港から石垣島、シンガポールを経てモーリシャスへ47泊48日間の旅

商船三井と商船三井客船は、2022年5月12日に記者発表会を開催し、2022年12月15日から2023年1月31日の期間にて、横浜港から寄港地を経由してモーリシャス共和国を往復する47泊48日間の旅「にっぽん丸で航く モーリシャスプレシャスクルーズ」の催行決定を発表しました。

▲モーリシャス海岸

発表会に登壇した、商船三井 副社長 チーフエンバイロメント・サスティナビリティオフィサー 田中利明氏は「アメリカの作家マーク・トウェインは『神はモーリシャスを最初に作り、モーニシャスを真似て天国を作った』と賞しました。私自身、先週モーリシャスに行って、まさにその通りのモーリシャスを目の当たりにいたしました。モーリシャスプレシャスクルーズによって、多くのみなさまとモーリシャスの魅力を分かち合え、さらに日本のみなさまとモーリシャスの人々の交流がますます盛んになって発展していくことを祈願しております」と、モーリシャスの良さとつながりをアピールしています。

▲商船三井 副社長 チーフエンバイロメント・サスティナビリティオフィサー 田中利明氏

商船三井とモーリシャスといえば、2020年に座礁による油濁をおこしたWAKASHIO事故が記憶にあたらしい。商船三井は事故に対して直接的な責任があるわけではないものの、WAKASHIO事故以降、モーリシャスの自然環境回復保全、地域社会への貢献を三井商船は進めています。

田中氏は「当社は船をチャーターしていたという位置から、モーリシャスの人々と共に、自然環境の回復や保全現地地域の社会貢献活動に尽力して参りました。活動を通してモーリシャスの人々と数多くの出会いがあり、モーリシャスの素晴らしさを私どもとしても、あらためて知ることができました」と話しています。

これまでのモーリシャスとの取り組みについて、商船三井 理事 環境・サスティナビリティ 戦略部担当 島裕子氏は「MCT(MOL Charitable Trust in Mauritius)と、認定特定公益信託 in Japanの2つの基金を設立し、モーリシャスにも現地法人を設立」と説明。モーリシャスへ各分野における専門家を派遣し、マングローブの保護・回復に努めたり、地元漁民への支援といった、地域社会への貢献もしているとのこと。

▲商船三井 理事 環境・サスティナビリティ 戦略部担当 島裕子氏

こういったモーリシャスとのつながりが、今回の「にっぽん丸で航く モーリシャスプレシャスクルーズ」催行決定のひとつの要因となっているそうです。

「インド洋の貴婦人」と称されるモーリシャスの自然、文化、食を愉しむクルーズへ。

今回のクルーズでは、同社グループが取り組むモーリシャス共和国とその周辺海域での自然環境回復保全活動及び社会貢献活動の一環として、地球の造形物ともいうべきモーリシャスの大自然が織りなす美しい自然、文化、食を満喫できる至福のクルーズを提供しています。

現地にて収穫を行う農業体験企画「にっぽん丸農園」やマングローブ・エコツアーなど、地域の方々との交流体験プログラムもラインアップしています。

モーリシャスプレシャスクルーズ・5つのポイント

1.現地モーリシャスの期待

現地に3泊し、国を挙げての対応を先遣で実感。特別なプログラムを企画し、貴重な体験をお届け

2.年末年始をはさむ日程

年末を注記クルーズで楽しむ機会は大変貴重です。シンガポールで過ごすクリスマス、船上での新年カウントダウンやおせち料理、赤道通過などの旬のイベントを企画

3.マダガスカルへの寄港

にっぽん丸初寄稿のマダガスカルは、日本の約1.6倍の面積を持ち、手つかずの自然溢れる国。キツネザルやバオバブの木など、魅力的な固有種を訪ねるオプショナルツアーを用意

4.船内で過ごす充実の時間

エンターテイナーの乗船や環境についての講演、エシカル志向の新しいプログラムも追加。新味のある企画を準備しています。

5.2012年以来の中期クルーズ

2012年以来、久々の中期クルーズで運賃も考慮して提案。多くのかたの参加を待っています。

▲今回のクルーズについて概要を説明する商船三井客船 取締役 にっぽん丸 ゼネラルマネージャー川野恵一郎氏
▲オプショナルツアーについて解説する商船三井客船 にっぽん丸 ツアーディレクター 藤川悟氏

▲にっぽん丸について解説をする商船三井客船 にっぽん丸 クルーズディレクター 蘇武雄氏

記者発表会では、クルーズとモーリシャスの雰囲気を楽しめるよう、料理の試食会も開催。にっぽん丸で人気の「ローストビーフ」や、モーリシャス料理がふるまわれました。

新しい世界へ。日本の客船「にっぽん丸」ならではの安全で快適なクルーズ体験

にっぽん丸は、2020年に就航30周年を迎え、オーシャンビュースイートを新設するなど船内を大幅リニューアル。旬の食材を使ってシェフが腕をふるった料理と、にっぽん丸らしいおもてなしで幅広い層が楽しめるようになっています。

「新型コロナウイルス感染症予防対策マニュアル」に基づく乗組員、スタッフの教育訓練等、万全の対策を整え、安全で快適なクルーズを体験可能です。

「にっぽん丸で航く モーリシャスプレシャスクルーズ」概要

出発日:2022年12月15日(木)
出港地:横浜(日本)
下船地:横浜(日本)
寄港地:石垣島(日本)、シンガポール(シンガポール)、マーレ(モルディブ)、
ポートルイス(モーリシャス)、トゥアマシナ(マダガスカル共和国)

使用船舶:にっぽん丸
日 程

旅行代金:大人お1人様 1,810,000円(スタンダードステート)~8,150,000円(グランドスイート)

にっぽん丸について

1990年竣工。明治時代より今日に至るまで客船の灯を絶やさずに運航を行っている経験を活かし、おもてなしと寛ぎの旅を提供しています。2020年には就航30周年を迎え、新たにオーシャンビュースイートやコンセプトルームの新設など、大幅リニューアルを行い、快適性の向上を目指して進化しています。

▲オーシャンビュースイート

おもてなし

度々顔を合わすことの多い船上という空間だからこそ、一期一会を大切に
船内ですれ違う時やダイニングルーム入口における笑顔でのお出迎え、また初めてご乗船される方でも不安にならないようクルーズコンシェルジュが船旅をサポート。乗船中には皆様にお寛ぎいただけるよう、にっぽん丸流のきめ細やかなサービスを心がけています。

食事

海の上でしか味わえない。選りすぐりの食材を紡いだ感動のダイニング
極上の海の幸、山の幸、それぞれの寄港地で積み込む旬の食材、総料理長以下約40 名のスタッフがみせるチームワーク・・・その全てが融合して一皿一皿に感動を盛り付けています。ゆったりとした海と共に、にっぽん丸の食もお楽しみください。

モーリシャス共和国について

モーリシャス共和国は、アフリカの東、マダガスカル島の東に位置する南半球の島国です。モーリシャス島・ロドリゲス島などからなる共和国です。1968年イギリスから独立。首都ポートルイス。民族はインド系、クレオール系、フランス系、中国系など。主要言語は英語(公用語)、仏語、クレオール語。面積2040平方キロメートル(東京都とほぼ同じ大きさ)。人口126.5万人(2018年、世銀)。主要産業は観光業、金融業、砂糖産業、EPZ(輸出貿易地区)における繊維工業など。長らく砂糖産業に依存してきたが、工業化政策を推進し産業の多様化に成功。伝統的産業である砂糖生産、繊維産業及び観光産業に頼る経済からの脱皮を図るため、IT産業への投資等も積極的に進めています。赤道に近いので年間通して温暖な気候です。気候はサバナ気候で、11月から4月までは雨季、5月から10月までは乾季となります。雨季の平均気温は28度ほどで暖かい気候となります。

モーリシャスはビーチ、ラグーン、サンゴ礁で知られています。山がちな内陸部にあるブラックリバー渓谷国立公園には熱帯雨林、滝、ハイキング トレイルがあるほか、オオコウモリなどの野生動物が生息しています。首都ポートルイスにはシャンドマルス競馬場、プランテーションが盛んだった時代の大邸宅ユーレカ、18 世紀に造られたパンプルムース植物園などの名所があります。

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